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2012 安田記念 原稿

【安田記念】

(※ リンクは香港競馬公式。恐らく重いのでクリックには注意を)

2012-yasuda-rap.jpg

過去5年ラップは上記の通り。基本的に府中の上級マイル戦は切れ勝負になんぞなりはしない。むしろ前半3Fの方が速くなるように、耐久力勝負がこのレースの原則と考えて良いだろう。道中緩んでの上がり勝負に特化した馬は買っては駄目な一戦だし、香港馬がそこそこ走ると言うのもこの辺りに理由が求められる。


さて、人気馬を洗う前にその外国馬2頭からチェックに入る。ラッキーナイン、グロリアスデイズ共に前走はチャンピオンズマイルからの経由組。そのレース自体は香港公式の計測によると25.05-24.31-23.64-22.23という感じで、まぁスローの上がり勝負という感じで捉えておけば良いのではないだろうか。勝ち馬エクステンション、ラッキーナインは先行して流れに乗っての浮上組、逆にグロリアスデイズに関しては中団から差している様だ。


ラッキーナインは昨年のセントウルSやスプリンターズSに出走していた馬で、今シーズンこそ短距離を中心に使われているが、昨シーズンはマイル以上の距離に使われていた節がある。実際その中で昨年のチャンピオンズマイル(1600)2着、香港クラシックC(1800)でも2着という成績を残している。この馬の取り口自体は先行して前々で押し切るという競馬がベースで、逆に道中緩んだりしてしまうとそこまでキレがないだけに、後ろから差されると言った感じ。前走のチャンピオンズマイルもテンの入りが緩く、最後グロリアスデイズに差されているのはその辺りに原因を求める事は出来そう。そういう意味では耐久戦になる安田記念という舞台が間違っている様には思えないのだが。


もう一頭のグロリアスデイズに関してはニュージーランドでデビュー、一戦使って今シーズンから香港で走っている模様。戦績自体はここまで全連対ということで傷は少なさそうだが、トップクラスに上がって来てからの3走を見てみると、どうにも出脚がない馬の模様。かつ耐久戦になった1400のQSジュビリーCで(通過ラップが13.16-21.23-23.11-23.80)差してきてもラッキーナインに届かない、逆にテンの入りが緩かったチャンピオンズマイルでラッキーナインを逆転という資質幅を見ていると、基本はある程度道中緩めの流れからキレを活かす馬という感触で捉えておく。


そういう前走からの臨戦から考え、ましてシルポートが飛ばすであろう状況まで考慮するとこの外国馬2頭の評価は、ラッキーナインは買えてグロリアスデイズは買えないという評価に落ちつくのではないだろうか。あとはラッキーナインを上回る馬が何頭居るかで、評価順は考えてあげれば良いのではと思っている。


さて、日本勢も大混戦のムード。想定人気はストロングリターンが1番人気ということでここから考察開始。昨年の安田記念2着、京王杯勝ちということで元々耐久戦に関しては一定の評価を持たせなければならない馬。前走も骨折明けの一戦ということを考慮すれば十分頑張っているとは言えるが、その前走で両前に鉄橋鉄を履いていたというのはかなり怖い状況。ちゃんと外してくるなら何も否定はしないし、当日のパドック次第では◎を打っても良い馬ではあるのだが…前日段階では不確定なものを推す訳には行かないよねということで印を下げておく。逆に言うと不安材料はそこだけ。


サダムパテックも前走は久々にしっかりした走りを見せてくれた一戦だった。その前走は34.2-11.7-34.2という1400らしい耐久ラップを外から差し切った辺り、こういうスピード持続戦であれば大丈夫な馬だということか。ただこの馬にしても直線は必ずと言って良い程外に出す様な馬。そこで外が伸びない東京新聞杯の様な状況だと話にならない負け方をする様な馬でもあって、かつスタミナ面でもそこまで強調出来る程ではないとなると案外超える壁はある様にも見えてくる。前走一発だけで復活?という話には懐疑的だし、ずっと言ってる今年の4歳牡馬勢は信用していないという側面からも買いにくいなぁという一頭。


ローズキングダムはこれもずっと言っている、切れ頼みの馬。淀みない流れでのスピード持続に関してはそこまで得意な馬ではないのはここまでの臨戦で見せた中距離戦での結果が物語っているのではないか。昨年の宝塚でロングスパート戦でも一応の結果を残したこともあるので、そこを評価して買うならばどうぞという感じ。少なくともずっと中長距離路線を使って来てのこのマイル参戦は良い事があるか?と言われればNoの方に張りたいのだけれど。


アパパネに関しても前年度の高速耐久戦で落としているのはやはり痛い材料。そこまで大きく負けてはいないにせよ、そこから一年経った牝馬を買うとなると積極的な材料に欠けるのかなぁというのは正直思う所がある。昨年ほどリズムが良くないという部分も込みで考えれば、さすがに厳しいか。


エイシンアポロンは妙に嫌われている節がある。前走は久々の一戦、初の58kgということで、当時の馬体重からも調整込みでの出走だったのは調教からも明らかだった部分。元々耐久戦に関しては定評のある馬だし、スピード持続も毎日王冠2年連続好走からも出来る馬ではある。岡田厩舎からの転厩後は状態も比較的良いことが多いだけに、しっかり絞れてくるならチャンスはあっても良さそうだが。


ペルーサは確かに耐久戦で追い込む様な競馬をさせた方が現状良いのかな?という感じ。道中緩んでのレースでは白富士Sでも落としてしまう様な馬ではあるだけに、現状の方向性はそちらの方が…という感じ。ただ、幾らなんでもこのローテーションはないでしょう。本気でここを狙いに来たというローテーションには見えないだけに、本当に狙っているのは宝塚?とも邪推出来て。


リアルインパクトの前走大敗は度外視で良いのではないか。関西圏への輸送が駄目なのか、関西圏では馬券絡み0に対して関東圏での競馬はオール馬券内と分かりやすい結果が出ているだけに、そういう馬なのだろうか。元々昨年の勝ち馬であって、かつスピード持続戦には毎日王冠でも適応済み、と来ればこれも押さえは必須か。


ガルボに関しては方向性として否定する理由はない。スピード持続戦には元々強い馬だったが、近走で府中、中山と悉くクリアしているだけに戦績的にもチャンスはあって良い。まぁそこそこ人気している割にはG2以上での実績がほぼ皆無という辺りをどう取るかという人気とのバランスは考慮しなければならないでしょうが。


あとはシルポート。スピード持久力自体があるのはもう知っての通り。展開一つで逃げ粘るだけの可能性は秘めており、あとはこの府中マイルが逃げ残りの難しいコースだということで、そこをどう凌ぐかの一点に掛かっているのでは。鞍上に小牧が戻ってきているのも心強く、この馬こそ買うなら頭から振り回しでしょう。

2012-yasuda.jpg

とは言いつつ、実はこの辺りの触れた馬には◎を打つ気にはなれず、更に振り回しでフィフスペトルを抜擢。元々が中山向きの馬という印象があるのは分かる所だろうが、中山のマイルで一貫ラップをきっちりこなせる辺り、こういう安田記念のラップには向く筈。これだけだと強調材料には弱いが、昨秋マイルCSでも高速スピード持続で対応できており、そういう意味での合わせ技一本で足りると判断。指数的にも上位に入っており、それがこれだけ人気ないと言うのであればむしろ強調してみる。鞍上もそろそろやる気出してくれるでしょ(笑)


もう一頭、マルセリーナも実は有資格者の一頭ではないかと踏んでいる。前走は例の砂撒きで前しか勝負にならない馬場で、最内枠を引いたからこそ出来た芸当だったのだがイン強襲で3着確保。とは言え元々が桜花賞や阪神C、前々走の阪神牝馬の様にペース激化からの失速戦で追い込みが嵌る様な馬。少なくとも前走以上に中盤が速くなり、かつ最後1Fが失速する想定ならばもう少し前進出来るだけの材料は揃っており、あとは内外イーブンの馬場になってくれるのであれば。
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