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2012 日本ダービー原稿

【日本ダービー】

2012-derby-rap.jpg

過去5年ラップは上記の通り。ただまぁ、どれもこれも当てにならない状況だなぁと。11年と09年が不良馬場、10年は超スローの上がり勝負。その10年の時まで行かないにせよ、基本的には府中2400らしく中盤緩んでの加速勝負…とは思っている。問題は今の高速馬場で、先週のオークスが道中どこも緩まない徹底的な持続勝負だったことは、今週に向けての良い参考材料になってくれる筈。結果的に急加速レース向きの馬やそこまで中盤厳しいレースの経験があまりなかったり、そこでの好走例が少ない馬に関しては軒並み苦労しており、逆にスピード持続が得意なジェンティルドンナが突き抜けた上に3、4着馬もそういう状況の方が良い馬だった…ということは一つ考え所。

もうひとつは皐月賞の際にも展望で話した通り、どんな状況でも確実に走ってくるゴールドシップを基準に置いておけば、その相手に勝ち負け出来ていない限りは勝負にならないということが改めてはっきりしたということ。ましてそのゴールドシップが馬場状況があったにせよ、皐月を完勝したという履歴が残っている以上、これと勝ち負けするには相応の裏付けがない限りは上に置くべきではないだろう。



1人気はワールドエースだろうか。前走の皐月賞にしても、スタート直後に躓いたり4角大外を回したりと色々あった中で、2着まで来たのだから負けたにせよ十分すぎる内容だったのは今更言わなくとも十分だろう。その前走でのこの馬の実質ラップは38.5-48.3-34.9。当時の馬場状況や外目を回したことなどを考慮すると、恐らく5F近く11秒後半~前半の脚を使い続けた計算になる。これとここまでの履歴を見て分かることは、やはり本質は溜めて爆発力を出すという良くも悪くもディープ産駆のプロトタイプだろうということ。この持続戦に対応出来たことは評価出来るし、府中2400という舞台に変わっての+αは当然見込める一頭であることは間違いない。あとは先週のオークスの様に徹底持続勝負になった時に、それでも大丈夫か?という信用を置くかどうかと言ったところだろうか。


皐月賞馬ゴールドシップは前述したとおり、どういった競馬でも対応できる懐の深さを持った馬。前走は鞍上のヘッドワークも冴えていたが、それに応えた馬の実力も褒めるべき一戦。急加速戦でも共同通信杯で対応済み、コーナー4つでも2つでも大丈夫、更に持続戦は皐月以外にも札幌2歳で大丈夫だったということを考えれば、まず大崩れは考えられないというのが正直な感想。唯一不安な点があるとすれば、時計勝負の対応が完全に未知数であるという点か。ここまでのキャリアが北海道の洋芝と年末の阪神、府中はスローで参考外、そして前走ということで、この時計が余りに出過ぎる馬場というのが案外微妙になる可能性を残していることだけは触れておくべきか。


続いて皐月賞3着のディープブリランテ。この馬は共同通信杯の急加速勝負をゴールドシップ相手に大敗した履歴からも、スピード持続の方向性を持っているのはほぼ間違いないか。そういう意味では、この舞台が合っているのは分かるだろうが、問題はそもそも距離が持つのか?と言う部分か。スプリングSや皐月賞を見てても気性的な問題から道中無駄に力を使う部分が見受けられ、それが最後足りなくなる理由か。そうなるとこの距離延長は決して良い方向に向くとは思えないのだが。


同4着のコスモオオゾラは、確かに道中厳しくなる方が良いのは弥生賞~皐月賞と見てても分かる部分。距離延長自体は問題ない様に思えるが、そもそもこの馬の場合はスピードが足りるかからして微妙な所。皐月賞自体が状況的にバッチリだったにせよ勝ち負けまで行けなかったのは紛れもない事実。ここから更にスピード要求されて大丈夫?という疑問には素直に居たい。


その皐月賞を人気で負けたグランデッツァ。こちらの前走の敗因は完全に乗り方の部分に尽きるだろう。普段の先行策を取ればもう少し上位には来れたと思うだけに、あの馬場を考慮したとしても方策としてはさてどうなんだろうという部分は感じている。元々ゴールドシップとも僅差の競馬をしている様に、方向性としてはそのゴールドシップとほぼ似たようなものという様には捉えている。それだけにこの人気落ちはむしろ歓迎材料ではあるのだが、あとはこの大外枠をどう克服するかということと、タキオン産駆の重賞での買いパターンからは外れるんだよね…ということ。


次はトライアルを消化してきた組。まずは青葉賞勝ちのフェノーメノ。確かにその青葉賞は一頭抜けた競馬だったことは否定しない。上がりを出せる競馬であればこの面子にいれても上位に入る可能性はあるだろう。ただスピード持続の適性があるかは実際微妙な所は感じる。青葉賞以上に中盤が緩まないことを想定すると、それでも大丈夫か?という部分はあって、ステイゴールド産駆だけにその辺りは案外大丈夫な可能性は否定しないが、それでも本当のトップクラスでの持続戦を初体験でクリア出来る方向に張るのはどうなの?という側面は考えておいても。


プリンシパル勝ちのスピルバーグ。これに関しては単純に能力が足りるかも微妙だし、更に言うとキレ頼みの馬でしょ?と思うのが正直な所。能力もそうだし、方向性も違うとなれば単純に違うでしょ、と言う所に落ち着くだろう。


京都新聞杯勝ちのトーセンホマレボシは秋天勝ちのトーセンジョーダンの全弟。兄の方向性はスピード持続の方が向いていたが、この弟も似たような所に向いているのではという成績。前走の高速持続戦をどうあれクリアしたのは評価すべきで、更にそれを前目から押しきっただけに加点材料は多い。あとは現状の能力で勝ち負け出来るまで行けるか?という点で考えてあげれば良いのではないだろうか。


毎日杯勝ちのヒストリカル。その前走が明らかに中盤緩んでの上がり勝負と言った体で、これを快勝したというのもまぁ納得できるような戦績。きさらぎ賞連対組がダービー好成績というデータもあるだけに人気はするのだろうが、それはあくまでそのきさらぎ賞を「先行して」勝ち負けまで来た馬ということ。差して好勝負した馬は最高速は高いということを証明したにすぎず、かつそのきさらぎ賞でワールドエースの後塵を拝しているのは紛れもない事実。このローテーションにも疑問符が残る上に、持続勝負を前提にすればどうしたって買えない一頭か。


最後にマイルCからの臨戦組だが、これは素直に「買えません」の一言で良いのではないだろうか。モンストール以外は皐月パスの段階でまずもう嫌だし、そのモンストールにしても皐月の内容から考えるとこの距離で上積みある何かがあるとは到底思えない。まぁジャスタウェイに関しては同厩ゴールドシップの援護の為に動くのだろうし、そういう意味での注目はしてみたい一頭ではあるのだが。


と言う訳で結論。

2012-derby.jpg

金曜想定ではコースが変わろうと高速馬場が維持されているという前提での考え。そうなればスピード持続に長けたゴールドシップの方に優位性はあると踏んだが、勿論ワールドエースにも逆転の目はある。何にせよ皐月賞で見せた上位2頭を引っ繰り返すには相当ハードルは高いよ、ということを強調したい。ただこのオッズで果たして馬複を買いに行くべきなのかは考え所ではあるのだが…。大逆転ならトーセンホマレボシの成長力とスピード持続対応力に期待する。グランデッツァも方向性的にないとは思っていないが、それでも上位2頭を負かすだけの何かがあるか?となると微妙な感。まぁ4番手として拾うならこれかな、と。
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