FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012 スプリンターズS 原稿

【スプリンターズS】

SS2012.jpg


過去5年ラップは上表の通り。基本的には坂コースの1200という側面こそあれ、ラスト1~2Fが失速していないという部分が見受けられる。野芝開催でスピードが落ちない競馬であること、コース設計自体がスピードを落とさないで4角を回りきれるという部分から
そこまで前が止まらないというのは考えておくべきだろう。結果として案外単純な前残り競馬になりがち、差すにせよ大外からの差し込みはなかなか難しく、イン差しならば何とか届くというレースとしてのプロトタイプはしっかり把握すべき。ただ、何だかんだで坂のある1200だけに失速戦での好走歴(特に先行しての好走歴)は重視すべきでしょうね。
また、馬場状況が相当微妙な感じが週中から伝わってきている。一応5年前の不良馬場で施行されており、その時の状況をチェックしてみたが、結果として前-前-前で決まったのは考えておくべきだろう。何にせよ差し馬には苦しい状況だということは考えておくべきか。

ということでこのレースの基本線は以下の通り。
・ 前哨戦を速い上がり(レースの上位上がり)で勝ち負けする様な馬は買いにくい
・ 京都1200など、高速戦での履歴は信用しない
・ 失速戦での好走歴は評価。ただしあまりに失速しすぎているレースは除外

以下追記で。


人気はカレンチャンだろう。まぁ履歴を洗っても素直に評価出来る馬なのではないだろうか。昨年の同レース勝利、今年も失速戦になった宮記念を先行して押し切り。これだけでも履歴の中身としては信用できる部分はあるし、前哨戦のセントウルにしてもテン33.2をマジンプロスパーと競り合いながらの先行、結果として最後失速したが0.1差の4着なら前哨戦としては最高の結果だろう。元々高速戦よりは若干失速するレースのほうに実績を残している馬であり、この雨で少しでも馬場レベルが低下するというのは好材料と見る。


もう一頭の人気がロードカナロア。今春までは平坦競馬で速い脚を使うという印象が非常に強い馬ではあったが、近走を見ている限りそういう競馬からは脱却しようとしている様に見受けられる。宮記念の敗戦辺りから、当時よりはもう少し前目からの競馬で最後伸ばすという乗り方をさせているのではないだろうか。その行為自体は1200G1自体が速い上がりだけで勝ち切るには難しいという部分があるだけに、そういうことが指示できるというのもトップレベルの厩舎戦略なんでしょうね。

とは言え前走も宮記念もそうだったが、急坂コース自体がどうなんだろうという印象は拭えない。前走で前は何とか捕えたものの、その様な前傾戦で最後差し馬にやられてしまうのは頂けない。本質的には高速戦で速い上がりが要求されるレースでこそという馬だけに、少なくともここで強調することは慎みたい。


前哨戦を勝ったエピセアロームに関しては、小倉2歳やセントウルの勝ち、更に北九州記念での最後方からの差し込みなどを見ている限り、前傾ラップで前崩れになって初めて浮上するタイプの馬。レースの前提でも話した通り、そういう馬をピックアップするにはレース質が微妙に違う。イン差しが出来る枠を引けば話はまた変わってくるのかもしれないが。


サマースプリントの覇者パドトロワに関しては、そこまで否定する気はない。昨年の同レースでも2着に入った様に元々こういうレース質には向いており、前傾ラップでの前残り戦という条件が付けば基本的に大崩れはしない馬。そういう意味では人気はどうあれ押さえておくべき一頭。ただ夏に3戦しての上がり目があるかは非常に微妙。厩舎目線としてのこの馬の目標はあくまでサマースプリント制覇だっただけに。


マジンプロスパーは今春のシルクロードなどを見ても、最後まで速い上がりが要求されるスプリント戦では信頼度が落ちる馬。逆に失速戦になるスプリント戦では前付けで押し切れるだけの先行力は兼ね備えている。しかし比較的条件が向いたであろう宮記念でも5着までだった辺り、本質的に1200が向いているかは微妙。考慮すべき点があるとすれば今回の渋りそうな馬場という所。CBCなどを見ても渋化した馬場は確実に向いているだけに、その一点で買い目には入れておいても良いのではないだろうか。


ダッシャーゴーゴーは前走内容で評価される様子。確かに一昨年の2着入線という実績もあるだけにそこそこ人気にはなるのだろう。この馬はほぼイーブンラップでレースが流れれば好走に繋がることが多いという特徴があって、前走のキーンランドに関してもレース自体が33.5-34.1とほぼイーブンラップ(自身は33.8-33.8で完全イーブンで走り切っている)。そういう意味では前述のレース平均タイムを見てしまうとさすがに買いにくい。バクシンオー産駒は基本中山1200だと成績を落とすという側面もあるだけに。


サンカルロに関しては失速戦でこそ。散々言っていることでもあるので別段強調してもという部分はある。イン差し出来そうな枠に入ったのは良いことだろうが、だからと言って買う程かと言われると微妙な線か。


外国馬に関しては一気にここで紹介。基本的に外国勢の好走要件としては、香港の1200で好走出来ても参考材料とはなり難い様子。昨年のロケットマンでも思い知ったのだが、シャティンの1200ではどうにも中山1200とは直結しない様で、それであれば1000で先行して好走してた方がこと中山1200に向けては参考になる。一昨年勝ったウルトラファンタジーに関しても人気こそなかったが、シャティン1000mでの好走歴があったし、テイクオーバーターゲットやサイレントウィットネスに関しても1000での実績は残っていた。逆にロケットマンに関しては1000の実績皆無だったということは一応気にしておくべき。

ラッキーナインに関しては昨年の同レースや安田記念でも触れた話だが、基本的にはある程度の位置から持続力を活かす競馬で頑張っているという印象。耐久戦自体は方向として間違っていないし、だからこその昨年5着という成績なのだろうが、前述の1000実績という点で考えると使っていない(=スピード資質が劣っているから使わないのでは?)のは考え所。結局中山1200に連れてきてしまうとスピードが足りないということか。

リトルブリッジはラッキーナインよりは更に短距離志向が強い馬という印象。ひたすら1000と1200しか使っておらず、前走キングススタンドSや3走前のバウヒニアSのタイムを見ても、一昨年の勝ち馬ウルトラファンタジーと同等の能力を持っているという印象は受ける。レース映像を見ても比較的テンに速い馬という感じはあり、ハナを叩く所まで行けばチャンスはある。

キャプテンオブヴィアスに関しては戦績などを見ても上記2頭からは2枚落ちというレベルか。1000での実績も実質ないに等しいし、クリスフライヤーSでも勝ち馬からは0.8差という辺り、現状の能力からすれば厳しいのではないだろうか。


ドリームバレンチノは馬場が渋ること自体は歓迎材料だろう。近走高速時計でも戦績を残してはいるが、それ自体はあくまでOPクラスの戦績。洋芝で時計が掛かった函館SSで好走できたということ、逆に高速馬場+前残りのキーンランドCで何も出来ずの敗戦を喫している辺り、前がある程度止まってくれないことには浮上できないクチと見る。ただコースとして差しがそこまで効くコースでもなく、そこは減点ポイント。

イン差し出来そうな枠に入ったフィフスペトルに関しても、本質的にスプリントでは脚が遅いという致命的な欠点がある。この距離ではどうしても前付け出来ないだけに…狙いは昨年同様のマイルCSか。


結論としては前目での決着を考えるのと、坂コースでの実績を重視するとこうなる。


2012-09-30-nakayama11.jpg


人気組ではロードの評価を下げざるを得ない。高速馬場でこその馬だとずっと言っているだけに、そうでない状況になる上に急坂コースにも疑問符が残る。逆にそういう状況で結果を残し続けたカレンチャンは素直に評価するし、昨年2着の実績を残すパドトロワも同様に評価しておいて良いだろう。極端に馬場が悪化した時に備えてのマジンプロスパーは絶好枠を引いたことからもピックアップ。外国勢ではリトルブリッジに唯一チャンスがあると見た。このレースでの好走組に共通する1000mでの実績があり、勝ったウルトラファンタジーよりもテンのスピードを持ち合わせているとなれば警戒必須。

差し馬勢はあくまでイン差し出来て初めて評価出来るレベルだろうし、それを評価した所で届いても掲示板中位までと考えざるを得ない。そこを拾うくらいであれば先行勢の行ってそのままを警戒すべきではないだろうか。

印の意味としてはカレンチャンはあくまで連軸発想での◎。頭取りという意味ではむしろリトルブリッジに妙味ありと見たが、さて。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。