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有馬記念

過去5年経過ラップは以下の通り。

arima-rap.jpg

5年前のディープが勝った06年こそ中盤極端に緩んでの上がり3F勝負になったが、
それを除けば原則としてラスト5F近く12秒フラット~11秒半ばの脚を使う必要があるレース。
そういう意味ではここまでの天皇賞・JC路線と異なる適性が要求されるし、
宝塚や有馬にだけ異様に強い馬が時たま出てくるのも納得は出来る。
(どちらも非根幹、かつ長い脚が要求されるレースですし)
実際9年続けて前年度複勝圏まで来た馬が翌年も来るということが起こっており、
そういう意味でもリピーターレースになり易いコースではある。
加速力や瞬発力だけで勝つような馬はまず適性的にオミットしなければならないが、
もし適性などで浮上する馬を焙り出せるのであれば、
一般人が参加するレースでもあって馬券としては非常に買いごたえのあるレース。

展開は非常に読みづらい。
昨年同様トーセンジョーダンが逃げるか、もしくはアーネストリーやヴィクトワールピサ辺りが出して行くか。
どちらにせよ自分の型を持った逃げ馬が居る訳ではない状況なので、
まずは昨年のラップをベースに考えておけば間違いは無さそうだ。
ただ昨年ほどテンの入りが遅くなるか?と言われると難しい。
ちなみに昨年は6.5Fまでの通過ラップが異様に遅いレースになってしまい、
ある意味では例年の有馬とは別の適性が要求された年でもあったのは考え所。


人気はオルフェーヴルかブエナビスタかの二強状態。
まずは3冠馬に敬意を払ってオルフェーヴルから。
菊とダービーを見て思うことが、この馬って加速力以上に持続力寄りの馬じゃない?ということ。
確かに神戸新聞杯を見れば加速力にも長けた馬なのだが、
それ以上にダービーラスト6Fが不良馬場で
13.2 - 12.8 - 12.6 - 12.3 - 12.2 - 12.0
を4角大外回っての差し切り、
菊花賞はラスト5Fの経過ラップが
12.9 - 12.1 - 11.5 - 11.6 - 12.0
で、ラスト1000m(12.9)の所で上昇を開始している所から推定すると
12秒半ば~前半の脚は使っているものと思われる。
そういう意味で5F近い脚が使えるという資質自体はこのレース向きの馬と見ているし、
そもそも全兄がグランプリ連覇のドリームジャーニーだ。
適性としてはそれほど否定は出来ないと見ている上に3歳で55kgの斤量。
まずはこの馬が中心なのかなぁ…という印象で見ているがどうか。


逆にブエナビスタはここまでの戦績を見ても分かる通り、
根幹距離で成績を上げて、非根幹で成績を落とす非常に分かりやすい馬。
JC展望でもお話しした通り、加速力ラップならば強いという傾向もある。
そういう意味ではこのレース自体資質の方向性が違うというのは分かるだろう。
とは言え昨年も何だかんだで連までは届いている様に、
能力自体がある程度抜けている馬。
勝ち切るかとなるとクエスチョンが残るが、連勝馬券には入れておくべき存在。

なのでこの2頭のイメージとしては、
オルフェーヴルは頭有りの馬券、ブエナビスタは頭無しの馬券をそれぞれ組めば
良いのではないか?という印象がある。


トーセンジョーダンは今秋のG1路線で一番強い競馬をしている馬。
天皇賞の大消耗戦でも差し切れたし、JCの加速ラップでも対応出来た。
このことは素直に賞賛の対象だし、今期の充実ぶりを認めざるを得ない。
有馬記念という舞台もこの馬の脚質、
つまり切れはないが12秒フラットで長く脚を使えるということは適性内。
昨年の状況で0.3差5着なのであれば、
当時よりパワーアップしている今回は更に上は狙えると見たい。
ただ展開面はかなり微妙で、逃げるにせよ早めのスパートは必須でしょうね。


アーネストリーに関しては、確かに方向性自体は合っている。
切れ勝負は駄目だし、根幹距離も向かない馬で非根幹での巻き返しは当然だろう。
前走は大外枠で引っ掛かったこともあるのでノーカウントは分かる。
ただちょっとだけ気になるのが、本当にこの馬は中山が向くのか?ということ。
2走前のオールカマーも時計が早かった週の割には時計が出てないし、
しかも2200は外回り、2500は内回り使用という違いもある。
これを厳寒期の有馬にそのまま適用するにはあまりに浅はかだろう。
その上、中山の過去2走を見ると坂での失速率があまりに高いのが気掛かりで…。
宝塚記念よりも3~4角の侵入がキツく、
もう少しラップが落ちるとなると果たしてどうか。
少なからず今年の厩舎・鞍上リズムが良くないということもあるので。
それだけに、世評は「中山どんと来い」みたいな感じはあるのだろうが、
私個人としてはそれに真っ向から歯向かってみたいなぁと。
あ、印を打たない訳ではないですけどねw


ヴィクトワールピサも府中<中山なのは言わずもがなだし、
そういう意味で買いの呼吸であることは間違いない様には思える。
この馬の問題はそもそもの状態面で、
前走も出来ていたかはかなり疑問符の残る状況での出走だったとのこと。
じゃそれを叩いて今回上昇するにしても、勝ち切る状態なの?という話だろう。
個人的な考えはNoで、この厳寒期に一度叩いた位で戻るなら苦労しないよという話。
状態さえ戻っているなら纏めて面倒を見る可能性は考えて良い一頭だが、
まずはパドック・返し馬を含めて状態面には注目。
それを見てからでも馬券の取捨選択を考えるのは遅くないかと思う。


レッドデイヴィスは何かこの距離で見せたものがありますか?という話。
1600~1800で強い競馬はしているし、そこで12秒フラットの追走も出来る。
そしてオルフェーヴル相手に勝ったと言う過去の戦績もある。
ただ成長期に休んだのはさすがに欠点として大きいし、
そもそも強い所と一切やってない状況でのこの格上げ戦はどうかと。
タキオン産駆自体の特徴として、自分が見下せる相手関係だと強いが、
そうでないと案外脆い部分を出すというのは一つ覚えておいても良い所。
今年のリディルだって、結局G1で何か出来ましたか?という所だろう。
面白い一頭であることは認めつつも、今回ばかりは感覚的に違うと思う。


ヒルノダムールはかなり面白い存在になると見ている。
これも海外遠征後なので出来次第という側面は当然あるものの、
今春の大阪杯~天皇賞で強烈な持続力ラップを押し切っているのは評価に値する。
枠も3枠3番とかなり良い所を引いてくれているし、
今春の競馬が再現できるというのであればチャンスは合って良い一頭。
元々JCにも登録があった上、その後も精力的な稽古を行っている所を見ると
状態的にはある程度仕上がっていてくれていると判断するのだが…


トゥザグローリーも昨年以上の結果は期待したい所。
天皇賞秋は状態も決して良くはなかったのだろうが、
それでもあのペースから一瞬やったか?という様なシーンは見せてくれた。
前走はこういう加速勝負は向かないということで参考外。
状態自体も悪くなく、リピーターレースということを考えれば有資格者の一頭。
ただ昨年のレース自体、前述の通りペースが相当緩かったのも事実ではあって、
今回そこそこ人気はしている物のそこまで信用出来るかとなると?
もっと人気薄なら積極的に評価しますが、落とし所は正直難しい。
結局加点材料はあるものの、それだけで馬券圏内来れるか?となると別問題だからだろう。


エイシンフラッシュは難しい馬になってしまった。
昨年はこういう持続力ラップが良い馬ではなかったのを、
今春の大阪杯、天皇賞、宝塚と持続力ラップでも通用することを見せては来たが、
秋の天皇賞、JC路線は展開が色々あったにせよ凡走してしまった。
ただその宝塚にしてもブエナビスタに勝てなかったのは事実として残る以上、
ここでブエナ以上の評価にすることはまず考えとして有り得ないし、
可能性として春~夏馬?という部分を視野に入れつつ考えるとここは厳しいのかなぁと。
一時に比べて厩舎リズムが悪くなっているのも事実ではありますので。


ルーラーシップは休み明けでここは如何にも辛い印象。
仕上がってたにせよ、この馬の好走パターンは急加速ラップが殆ど。
逆に昨年の有馬、今年の宝塚で展開云々抜きにしても落としたように、
非根幹距離は徹底して向かない馬だと見ている以上はここで買う要素はない。
本当であれば今年の天皇賞やJCで大勝負したかったんですけどねぇ…。

ローズキングダムも評価は同様。
加速力ラップでしか買いたくない馬です。

ジャガーメイルはこの辺りの4歳勢よりはよっぽど人気になりそうと思っていたら、
案外今回も人気薄なんですねぇ。
加速競馬は向かず、2000前後では単純にスピードが足りない馬。
最低4~5Fの脚を持続するレース質で浮上する馬ではあるので、
これは人気ないがこっそり押さえておこうかなとは思っている。
枠が外目を引いてしまい、中山向きの稼働力がある馬でもないので普通に厳しいし、
推奨出来る程の馬ではないのですが…こんだけ人気薄ならということで。


キングトップガン?頑張って下さい(笑)


と言う訳で結論。

arima.jpg

上位3頭の評価は悩んだが、トーセンジョーダンを連軸視という意味で◎に取る。
ここまでのレースラップによる判断と、
上位3頭で一番動きやすい位置を取りに行くのはこの馬という判断から最上位に。
オルフェーヴルとブエナビスタに関しては一応印上の優劣は付けたが、
本質的な評価はほぼ一緒。勝ち切る可能性の高そうなオルフェーヴルと、
頭はなさそうなブエナビスタという意味でこういう打ち方をしただけで、
もうあとは趣味の問題だと思う。
あとは4歳勢からはヒルノダムールとトゥザグローリーを3複辺りで買う程度。
ジャガーメイルは完全に趣味の問題なので良いとして、
アーネストリーは印を回したが本質的にかなり疑問符を持っている。
勝っても3単の3着までという辺りで、2着までの馬券は一切買う気はない。
世評では中山2500ドンと来い、という評価をされている様だが、
今回はちょっとそこには異議を唱えてみたい。

馬券は
馬複 10=9,1 3=9,10
馬単 9,10,3-1 10-9
をメインに据える。
あとは3複1-9-10を本線に10-1,9-3,7,11と
3単をお遊び程度に。
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愛知杯 予想

昨年の同レースでのラップが
12.2 - 11.0 - 11.7 - 12.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 12.2
と良い脚をかなり長く使う必要があった経過ラップ。
今年も同条件ということで、近いラップになる物と予測する。


そういう観点だとレーヴディソールが非常に買いにくい。
ここまでが結局瞬発力頼りの競馬しかしておらず、5F以上12秒フラットの脚を使い続けられるのか?と聞かれると判断に困る一頭。
まともに走れば確かに頭筆頭はこれなのだろうが、単1倍台の馬としては正直期待値はそんなに高くないぞということは強調しておきたい。

それならばこういう競馬を体験している古馬勢を中心に拾ってみたい所。
狙いはシンメイフジ。
休み明けの前走が大逃げでスノーフェアリー相手に0.8差なら、近況を考えれば十分に頑張ったと言える。
元々このコースは牡馬相手の中京記念でも10人気4着と頑張った様に、適性自体は合っているコースだと言える。
近況好調の安田厩舎で立て直せているということであれば、可能性は十分にあると言えるでしょう。

相手はコーナー4つで持続力競馬なら浮上するコスモネモシンが筆頭格。
昨年の1、2着馬セラフィックロンプとブロードストリートは当然押さえる。
フミノイマージンは若干適性的に怪しい部分あるが一応。

aitihai.jpg

朝日杯FS 展望

過去3年ラップをざっと算出してみると下表のとおり。

nakayamafs.jpg

特に昨年のラップが典型的なのだが、殆ど緩む所なく推移しているのが分かるだろう。
道中坂下り+大回りコーナーということもあって、原則的にはかなり厳しいラップになる。
この手のラップだと想像以上にスタミナ要求されて中距離馬でも差し込めそうだが、
この時期の中距離馬が道中溜めた結果、最後間にあわないという状況が起こりうる。
過去の結果を見ても、中盤緩まない昨年は1800臨戦のサダムパテックが差し込めず、
逆に1400臨戦のグランプリボスやリアルインパクトが上に来るという状況。
基本的には一貫ラップでの好走歴があること、
出来れば好位で競馬が出来ていることを上位進出の基準として見たい。

現状の1人気はアルフレードですか。
新馬が道中相当緩んで上がり3Fだけの競馬、
きんもくせい特別は
13.0 - 11.5 - 12.6 - 13.1 - 12.6 - 11.8 - 10.6 - 11.4
を4番手から抜け出した競馬となっている。
前走520kgで速い脚を使えるというのは確かに凄い事なのだろうが、
そもそもこのレースはそういう大味な競馬しか出来ない馬には向かないレース。
また、この馬自身が溜めてドンという競馬しかしたことがなく、
じゃあ道中が一貫して早くなった時にどうなの?という疑念は持っておく。
中山自体は悪くないと思いますが、中山マイルとなると違うかなぁ…とも。

2人気はクラレント。
前走は放馬から謎の出走、かつ例の不良馬場ということで参考外。
新馬が京都1400内回りで
12.3 - 10.9 - 11.4 - 11.4 - 11.7 - 11.8 - 12.8 というラップ、
これを4角9番手からの差し切り。
デイリー杯は
12.1 - 10.9 - 11.5 - 12.7 - 12.5 - 11.4 - 12.0 - 11.8。
これを道中内を通り、6番手から内を付いての抜け出しという結果。
ダンス産駆だということを除けば、戦績的には信用しやすいかなぁ…と。
道中早くても遅くてもきちんと結果を残しているし、
大外差しだけでないという部分を見せているというのも好材料。

ローレルブレットの前走千両賞は
12.6 - 11.4 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 12.6。
道中はかなりおっつけ気味の追走だったが、勢いが付いたラストはきっちり伸びるという内容。
このレースを経験して、かつ勝ち切ってきたというのは一つの評価材料として取っておいて良いだろう。
ただ道中の出脚は決して良い方ではないだけに、この内枠でどう乗るのかはちょっと注意したい所。
基本的に加速には時間が掛かるタイプだろうから、下手にこの内枠で揉まれ込む様であれば加速出来ず終了の可能性は考えておいても損はないかと。


ダローネガに関しては前述のデイリー杯2着が前走。
野路菊Sが
12.7 - 11.1 - 11.4 - 12.7 - 13.0 - 12.9 - 11.6 - 11.1 - 12.2
と言うラップで、これを番手から抜け出しという競馬。
この馬に関しては好走レースが全て急加速ラップでしかないことと、その上1600~1800にしか出走していないというのはかなりの減点材料。
その上大外枠に入ってしまったのは致命的で、過去10年遡っても7~8枠合わせて2着1回3着1回のみ。
素直に消しておけば良いんじゃないですか?


マイネルロブストはクローバー賞がかなり緩んだラップな上にメンツも酷かった。
札幌2歳Sはのラップは
12.3 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 11.6 - 12.3。
緩んだ道中を捲り気味に上がって行って4角で先頭に並びかける競馬だったが、最後は僅差の3着という競馬。
この脚の使い方が出来るのは評価を上げることが出来る。
鞍上蛯名Jというのもこういうタイプには合うでしょう。


サドンストームは短距離戦線をずっと歩んできている。
失速ラップ向きの短距離馬と見ていた前走での好走は驚きだったが、その前走京王杯2歳Sの経過ラップは
12.3 - 11.2 - 11.8 - 12.2 - 11.5 - 11.2 - 11.9
と若干前半ラップが1400の割には遅いのが気掛かりな内容。
しかし500万勝ちの時が前半34.0を捲り気味に動いて差す競馬を出来ており、緩急どちらでも結果を残せているこの馬はかなり面白い存在になりそうだ。


レオアクティブがその京王杯の勝ち馬。
こっちに関しては上がりは使える反面、自身の通過ラップがかなり遅いのは気掛かり。
かつ乗り方にかなり難しい所があり、やるとすれば大外一気しか出来ないだろうということも懸念材料。
1400が向くこと自体はこのレースに向けて良いのだろうが、大外枠を引いてしまったことも含めてかなり考え所。

あとは小倉で前傾ラップをやっているマコトリヴァーサル、
前走からの連闘だがニンジャを僅かに押さえておく。

asahihaifs2.jpg

馬券は?って聞かれたら、1枠両頭の単と1枠からの枠複w と言っておきます。

阪神C 展望記事

暮れの阪神1400重賞だが、多士済々なメンバーが集まる割には意外な結果が多い。
何が起こっているの?ということでラップバランスを見ると面白い結果。

20111217han1.jpg

残り800mから徐々に下っていき、残り200mまでの600mで約2mを下り、
ラストの200mで今度は約2m一気に上りるというコース形状、
更に道中も殆ど緩む箇所がないということで、最後はどうしたって失速するラップ。
これが他場の1400だと下表のとおりで、
京都にしても府中にしても最後まで速いラップを刻む必要性が出てくる。
そういう意味では今回の一戦は失速率の高い阪神1400だけに、
1200向きの馬やダート志向の強い馬の方が却って走り易いよねという結果。
ここを勝った馬でスプリントG1を連対経験のある馬が2頭居るのは
(キンシャサノキセキ、スズカフェニックス)決して偶然ではない。


そういう方向性で考えると、上位人気馬はことごとく怪しく見えてきません?
例えばリアルインパクトはここまで府中でオール複勝圏、
逆に阪神では未連対、かつスプリント経験0。
リディルもOPでの連対経験は京都・新潟・府中と最後まで失速しない場所。
レース上がりが35秒台に突入すると連対なしという馬。
この辺りがまずこのレースに対してどうなの?という印象があるし、
マルセリーナも1600と1200でどっちが良い?と言われたら間違いなく1600だろう。
まぁこの3頭では中山マイルでも大丈夫だった経験があり、
安田記念の耐久戦を凌ぎ切ったリアルインパクトは押さえておくべきと思うが、
それ以外の二頭はとても買えないという結論。


上位人気で唯一信用出来そうなのはサンカルロ。
この馬はずっと言ってきたが、「最後失速するラップじゃなきゃ駄目な馬」。
血統的に1200で前向きに走れる馬ではないので、高速馬場ではまず用無し。
最後1Fが掛かった所を相対的なスタミナ要素で差すような馬だと捉えている。
そういう意味ではこのレースの様な場面でこそ狙うべき馬だし、
上位人気が軒並み信用出来ないとなれば余計に美味しい場面だろう。


グランプリボスは真っ当な状態ならばともかく、今秋は明らかに状態が悪そう。
ちゃんとした出来ならばこれは面白い一頭だと思っているのだが…

あとは昨年4着のガルボ、失速ラップで浮上余地のオセアニアボスは押さえる。
穴はクレバートウショウ。
鞍上が酷く信用できないが、京王杯4着や安田記念4着、マイラーズC2着で
実績自体は十分ある上に、しかも先行脚質。こういうラップならチャンスはある筈。

フラガラッハは買う。
このメンツだと能力足りないのはもう重々承知だが、条件的には合っている。
豊さんじゃなけりゃねぇ…とは思うがまぁそれはそれ。

20111217han2.jpg

阪神JF予想原稿

過去のラップ傾向を見る限り、2歳牝馬のレースとしては
そこそこ厳しいレースをやっているのは事実としてありそう。

b-hansinjf.jpg

こういうラップを踏まれると過去にマイル未満の経験しかない馬が厳しいのも頷けるし、
(道中緩むポイントがあまりないことが多いという意味で)
コース改修後の同レースで距離経験の有無が差を分けるのは納得できる。
その癖に中盤も酷く緩んでいないのは距離経験のない馬が出走してくることで、
その部分でペースアップしてしまう馬が居るからなのだろうと思われる。
最低限のマイル実績とそこで道中緩み過ぎてないこと、あとはちゃんと加速出来るか否かを
まずはチェックポイントとしておくべきだろう。


人気は大外サウンドオブハート。
確かに中山マイルの芙蓉Sは過去にこのレースでも好走馬を出しているレースである。
ただ去年2着のホエールキャプチャが当時12.5 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.8、
3年前のダノンベルベールは当時12.7 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 12.1 - 12.2。
これと比較して今年の芙蓉Sが12.9 - 11.4 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.3 - 11.4と
800~400区間がやや緩み加減なのは気掛かりだし、
ましてや大外枠+近年不調の松山厩舎、かつ直前輸送という面もあって
そこそこ乗り越えるべき材料は多いのかなぁという印象。
近年このレースで関東馬は巻き返し傾向にはあるものの、好走馬は事前入厩している馬ばかりという面もあって、
そこを超えて強調するには人気バランスとしても如何なものかとは思いますけれど。


ジョワドヴィーヴルは言わずと知れたブエナビスタの妹。
血統面で人気するのは分かるし、確かに直線の走りを見ていても良い馬だなぁとは思う所。
ただ前走の露骨な中弛みラップで評価するには心許ないし、
そもそも前走を見る限りエンジン掛けるのに結構時間が掛かる馬?という印象も受けた。
馬個体だけならこの人気だしアリなのだろうが、個人的にはまだ先走るのは早いんじゃない?とは思う所。
ブエナが勝った時は一応未勝利で中盤流れたラップでの経験もありましたしね。


前哨戦のファンタジーSは12.3 - 10.6 - 11.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 12.0というラップ。
レースを見ても均一ラップの消耗戦と言った体で、
これを差したアイムユアーズはそういうラップなら…という馬だよねということ。
函館2歳の好走も似たような前傾ラップの消耗戦で、さすがに今回とは違う。
むしろこの組からは先行して抜け出しかけたアンチュラスの方を拾ってみたい。
1400内回りの未勝利戦で中盤12秒半ばから加速出来ることは示している。
もう1段ギアを上げる必要があるのは事実だが、
枠は相当優位な所を引いたということもある上にこの厩舎なら少し押さえてみたい。


続いて京都1600の白菊賞。こちらは京都1600だが2歳戦なので内回り。
ラップが12.5 - 11.1 - 11.6 - 11.7 - 11.8 - 12.3 - 11.7 - 11.7という経過。
中盤緩まずでかなり厳しい勝負になったので、これを突き抜けたラシンティランテも確かに強い馬ではある。
そこは否定しないが、この流れって結局スタミナはありますよーということを示しただけで加速力の証明ができていない。
タイプとしては良い脚を長く使えるけども…という馬にしか見えない以上、
これも阪神1600に向くのかと言われると微妙だとは思うのだが。


エピセアロームが勝った小倉2歳はコース形状的にも前傾ラップになる舞台。
ここを距離短縮で制したということは、よほど前傾ラップ向きの馬なんでしょう。
じゃ普通に考えて、溜めてドンの競馬だと苦しいんじゃないかとは思えますよね。


赤松賞は府中1600で12.6 - 10.9 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 11.0 - 11.5 - 12.0。
トランドネージュが勝ちパターンの競馬をしているのだが、
それ以上に瞬発力のあったのが勝ち馬トーセンベニザクラだったという話。
ラップ以上の加速力はあると踏んでいるので、これは阪神替わりでも積極的に推してみたい一頭。
中山での未勝利勝ちでも12.7 - 11.5 - 11.9 - 12.6 - 12.5 - 11.7 - 11.5 - 11.7と
比較的阪神マイルと近いラップを踏んでのものだというのも後押し出来る一因。


サフラン賞は府中1400、12.5 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 11.4 - 11.5 - 11.5。
これを勝ったイチオクノホシは勝ちっぷり自体は評価出来るが、
前述の赤松賞と比較すると一枚落ちるかなぁ…という印象。
マイル経験がないのも大きくマイナスだし、体が小さすぎるのも?な部分。
ただこのレースに向けてしっかり調整している部分は評価できそうですが。


最後に萩S。
こちらは京都1800外回り、12.9 - 11.3 - 11.7 - 12.2 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 11.6 - 11.6。
中盤が緩み過ぎたこともあって上がり勝負、最低人気のスノードンが差し切ったレース。
これを4着に負けたのがアナスタシアブルーだが、この時が最高速をどれだけ維持出来ますか?と言うようなレース質で、
そりゃファルブラヴ×フレンチデピュティじゃ見劣るよねという負け方ではあった。
ただ新馬戦が京都1600内回りで12.4 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.7と
かなり好内容の新馬だったことは見逃せなく、
前走を度外視すればこれは狙い目として十分成り立つ一頭。
追って頭が高くなる部分が見受けられるので、そこを鞍上がどう御せるか次第かもしれませんね。



結論。

a-hansinjf.jpg

人気馬でかなり怪しい戦歴の馬が多いことからしても単多点買いのレースだと思う。
印3頭の単とボックスは買う予定。

阪神JF・過去5年ラップ雑感

阪神JFの過去5年、経過ラップは以下の通り。

hansinjf

こと2歳牝馬のレースとしては結構厳しい一戦をやっている印象がある。
ラスト2F目での加速が必須になってくる所からしても、
明らかにコース形状の異なる札幌の中距離や新潟外回りなどの条件で好走している馬は嫌いたい。
また、前哨戦のファンタジーSもスピード持続が求められる条件となれば…?
それだけになかなか難しい一戦になるのかと。


過去の前哨戦結果を見ると、意外に直結するのが中山マイル。
全部が全部とは言わないが、芙蓉Sでの好走馬がそのまま来ていたりという結果。
確かにラップの並びを見てみると納得できる部分は多く、
下手に府中1600での赤松賞などの実績を持ちこむよりは良い結果に結び付くことが多そうだ。

じゃあ今回の出走馬はどうなの?となるが、それは明日以降に。
1勝馬の新馬戦に関しては割愛することになりそうです。その辺りは出走馬が確定してからということで。

JCD ニコ生原稿

阪神1800で施行された過去3年は相当なHレベル戦が展開されており、
良馬場でも1分49秒台の決着は頭から想定しておくべき。
そしてこのタイムでの決着になるのであれば、
基本的に展開どうこうでの穴馬浮上余地はほぼ皆無と考えておくべきでしょう。
このクラスのタイムで走破する能力があって初めて、勝負の俎上に乗せる考え方。
仮に展開が向いても血統的に向いても、そのレベルで走れないなら意味がない。
特にトップクラスG1ともなれば、そこだけは勘違いしてはいけないということだ。

実際過去3年のラップバランスを見ても、1000万の平均ラップとの差異がはっきり。
特に中盤の4F~6Fのタイムが異常なことになっており、
ここで能力の足りない馬の大多数はスポイルされてしまう。
最低限G1、またはそれに準じたレースでの好走例や、
あるいは中盤が速いラップでの好走例がないと相当厳しいよね、というのが分かる。


そういう意味でも昨年、一昨年の勝ち馬が共に出走してきているのは大きい。
まずはトランセンド。
今年のフェブラリー自体は相当中盤の緩いラップだったので参考外だが、
今秋の南部杯、JBCクラシックが共に中盤キツ目のラップを踏んでいる。
そういう意味では信用には足りる存在だろう。少なくとも適性面では問題ない。
ただ枠は正直嫌かなぁ…と思う部分もあって、前走のテンの入りが37.2と遅いこと、
そしてすぐ内に逃げイチのトウショウフリーク、内目にはエスポワールシチーの存在。
なまじっかここ2走で逃げなくても良いという思考が鞍上にあるのであれば、
無理してテンで出して行かない可能性は十分あると見ている。
そうなると外目をずっと回らされて、隊列もいつの間にやら悪くなって…の
負けパターンは想定されるよね、という部分も一応考えておく必要はありそう。


エスポワールシチーに関しても、南部杯で気合を入れて行ったことが原因か、
前走内容を見ていてもだいぶ上向き模様になっている。
その前走自体も相当早めのペースを番手追走して、
稍重馬場とは言え上がり最速の36.7で抜けているのは強い内容ではあった。
状態自体も相当良さそうだし、一昨年の勝ち馬ならコース適性も問題ない。

じゃああとはトランセンドとどっちを上に取る?という話になってくるのだろうが、
自分の考えの基準をどこに置くかで相当変わってくるのではないだろうか。
先程の展開云々の話を取る人ならばエスポというだろうし、
ここまでの履歴を見て考えるならトランセンドというだろうし。

私の基調の前提は、エスポワールシチーの能力がやや目減りしているというもの。
いくらこの秋で調子を戻してきていても、昨年の南部杯でオーロマイスターにやられ、
今年はかしわ記念でラヴェリータにも負け、帝王賞ではスマートファルコンに1.8差。
確かに厩舎の能力が決して高くないというのが事実ではあるので、
海外遠征後立て直すのに相当時間が掛かったからこその…と言うのは分かる話。
ただそうだとしても、じゃあ南部杯はどう説明するの?と言う話だろう。
あのペースは確かにキツかったのは前述した訳だが、
それにしてももう少し踏ん張れませんかね?という部分に行きついてしまう。
そういう意味では南部杯の勝ち馬から2馬身差は決定的だと考えている以上、
馬券の扱いとしてはトランセンドの方が上位と見ざるを得ない。


現状の3番人気がヤマニンキングリー。
元々芝馬であることからスピード資質は当然ある訳だし、
ダートもこなせたからこその前走の勝ちなのでしょう。
とは言え、そもそも前走の中盤ラップが相当遅く(13.6 - 13.2 - 13.1 - 12.8)
ダートらしくない上がり勝負になったからこそ勝てたという考え方は成り立つ。
じゃ、ここから中盤が平均1秒ずつ早くなって何か出来ますか?
という証明をまるで見せていない以上は、ここで買える要素は何一つない。
ついでに前走は芝スタートで、ダートスタートも初めてだということもありますね。

ダノンカモンは前走の負けは気にしない。
結局G3のかったるいペースじゃ駄目で、もっと中盤厳しくなって浮上する馬。
そういう意味ではヤマニンよりは遥かにこちらでしょう。
厩舎も相変わらず絶好調で、そういう意味でも買い材料は豊富にある馬だ。
ただシンボリクリスエス産駆が案外関西ダートの上級条件で駄目、
と言う点は気になる点。ちょっとそこだけは気にして見ておきたいが。

ミラクルレジェンドはJBCレディスクラシックを勝ってきた訳だが、
このレースの勝ち時計が1.49.6。同日のJBCクラシックと比較しても
中盤ラップが明らかに緩いし、馬体重が少なすぎるというのも厳しい材料。
盛岡のマーキュリーを見てもここでどうこう言うには厳しいかなと言う印象。
1800ベストとは言え、そういう問題ではないでしょ?という感じだが。

ワンダーアキュートは、前走を見る限り1800でのスピード限界を見せている。
最低2000は欲しいタイプだし、名古屋大賞典の内容を見ても
ここから更に上昇する余地があるとはなかなか考えづらい。
向き不向きだけで言えば東京大賞典の方が条件的に合いそうな感じ。
中盤厳しいラップ自体は合うのだろうが、そういう問題でもなさそうで。

トウショウフリークの前走はエスポワールシチーに大分可愛がってもらった内容、
そこから上昇余地があるかどうか?
枠順がエスポワールより外枠に入ってしまい、更に斤量も同斤では…

テスタマッタは意外に面白そうな一頭。
ダートスタートが良い馬で、かつ阪神D1800自体はベスト条件。
久々に他の馬と同斤で走れることもあって、これだけ人気薄ならの気持ち。

あとはケツ人気だが、ダイショウジェットもこれだけ人気ないなら買う方向。
基本的にペース激化で突っ込める馬なので、南部杯5着くらいは出来る馬。
まぁ3着穴という意味でちょっとだけ買ってみたい。

◎ トランセンド
○ ダノンカモン
▲ エスポワールシチー
注 テスタマッタ
☆ ダイショウジェット
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